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茨木市を音楽で溢れる街へ
みなさん、"クラシック音楽"に対してどのような印象をお持ちでしょうか。
クラシックは堅苦しい、難しそう、よく分からない…など、ネガティブな印象を抱いている方も多いのではないかと感じています。
しかし、クラシックの本番、ヨーロッパでは街のいたるところで音楽が奏でられ、老若男女問わず、みんなが気軽にクラシック音楽を楽しんでいる姿を見かけたりするのです。
そんなように、近所のカフェでお茶をするような、気軽な感覚でふらっと聴きに来れる、そんなクラシックコンサートの場を、ここ茨木市で作れたらなあ…と実はここ数年考えていました。
昨年秋、茨木市には【おにクル】という、文化・子育て複合施設が誕生しました。
そこに行けば何かが起きる、そんなワクワクが詰まった【おにクル】から、新たな芸術文化の創造を願って、、、
2024年秋、茨木市室内管弦楽団はスタートします。
お子さまにも平等に楽しんでいただけるように
私が今回、地元 茨木市でクラシック演奏会を企画したい理由がもう一つあります。
それは、普段クラシックコンサートには入場することが出来ない、未就学のお子さまにも生の演奏に触れてもらえる機会をつくりたい、ということでした。
私自身、二児の母であり、子供達とコンサートへ行きたいと思っているのですが、クラシックコンサートの場合、未就学児は"入場不可"というケースがほとんどです。
致し方ない部分であるのは、自身が奏者でもあるため十分理解はしているのですが、なんとも歯痒い思いをしているのも事実です。
また、未就学児入場可能なコンサートも最近ではよくありますが、"子ども向けのプログラム"で構成されることが多いように感じます。
それを否定するつもりは全くないのですが、どうしても演奏される曲目が偏りがちなので、私としては子どもであっても、良い意味で【大人と区別しない】ことを大切に、子ども達にも制約なく幅広い音楽に触れる経験をして欲しいなと願っています。
茨木市室内管弦楽団では、未就学のお子さまでもご入場いただけるコンサートを展開いたします。
今後企画するものは、決して"子ども向けのプログラム"とは言えないかもしれません。
ただ、子どもであっても本能的に心に刺さる素晴らしい名曲をお届けできる自信があります。
堅苦しく考えず、ぜひ生の音のシャワーをたくさん浴び、いろんな音楽に触れて、一緒に楽しんでみませんか?